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天駆ける彼の者 その1

忍びたるもの、世に堂々と名前を出すものではない。
名が売れること、いや、そもそもその存在が知られてしまうことこそが彼らにとって致命傷。
闇に生き、そして闇に死ぬ。
それが忍びの掟。

そして今、更なる闇に足を踏み入れようとする一人の人間がいた。

闇に生きる盗賊

闇の世界ではまだ無名。
しかし光の世界ではその存在すら知られていない。
忍びの世界で生きるこのくノ一は己の力をきちんと把握しているのだ。

そしてある日、「お頭」に呼び出されたのである。

アレク様

忍びのお頭、アレク様である。
呼ばれてすぐに参上したにも関わらず「お頭」は『遅い!!』と怒った。
すぐ……しかし、そこにかかった所要時間は15秒。
それだけの時間があれば暗殺することも容易いはずである。
深く反省するくノ一。

そしてアレク様より、ひとつの伝言を授かった。

アレク『カニングにいるダークロードのもとへと向かえ』
くノ一「承知」

ただ一言である。
しかし忍びたるもの、「お頭」の命は絶対であり、そこに疑問を持つのは愚問である。
そう、これは任務なのである。
任務には疑問も私情も無用。
必要なのは任務を遂行することのみ。


くノ一は命じられるがまま、懐かしきカニングシティへとやってきた。

カニングのダークロード様

そして周りを警戒しながらダークロードの下へと向かう。
まさかこんなジャズクラブの地下に上忍がいるとは誰も想像していないだろう。
くノ一も身隠しの術を行使し、人ごみを掻き分けながらダークロードの下へと向かった。

相変わらずの覇気を感じる。
ダークロード様の周りを囲っているこのオーラ。
これがダークロード様が今まで積み重ねてきた戦歴を物語っていた。

ダークロード「来たか」
くノ一「はっ!」
ダークロード「お前のことはアレク様より聞いている。これからお前に任務を与える」
くノ一「はっ!」
ダークロード「次元の扉へ向かえ。そして黒い護符を持って来い」
くノ一「委細承知」


この時、くノ一にはどんな任務かは一切知らされていなかった。
それがあんなことになるとは、まだ考えていなかったのである……。

                                                        続く…


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