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天駆ける彼の者 その3

第1話 「天駆ける彼の者 その1
第2話 「天駆ける彼の者 その2」



相手がダークロード様であろうと「お頭」であろうと。
一度任務を引き受けたからには倒さなくてはならない。

それが忍である。

「お頭」の命は絶対。
その「お頭」がカニングシティのダークロード様の下へと誘い、そして今ここにいる。
つまりダークロード様の命は「お頭」の命なのである。
『黒い護符』を手に入れるために立ちはだかる障害には全力で振り払わなくてはならない。
それがダークロード様であっても。

満月投げ(仮名)の転職試験3

くノ一「『お頭』の命により、貴方の命を頂戴いたします」
ダークロード「出来るかな?」

それが勝負の幕開けだった。
こちらの投げる手裏剣に対し、ダークロード様の手裏剣は速度が遅い。
それを紙一重で避ける。
紙一重で避けるというのは非常に危なげに見えるが、こちらの動作を必要最小限にして反撃が可能となるため、有効な手段なのである。

そして反撃は的確に相手に突き刺さる。
まずは先手を取った。
ダメージというのは蓄積する。
微小なダメージでさえ、最終的には大きな枷になる。

しかしこのダークロード様は負ったダメージをものともしなかった。
手裏剣を束ねて大きな手裏剣を作るとそれを放ったのである。

くノ一「くっ!?」

クリーンヒットすることは避けたが、かすかにかすったその衝撃で今の一撃の重さを知った。
こちらは威力はさほど無いけれど、スピードは上。
あっちはスピードはほとんど無いけれど、威力はこちらの比ではない。
なるほど、これは短期で決着をつける必要がある。

一気に間合いをつめ、決着をつけようとしたとき、

満月投げ(仮名)の転職試験4

なんとモンスターを召喚したのである。
このモンスターは魔法を使う。
ダークロード様の攻撃とこのモンスターの魔法を波状攻撃として仕掛けられたらとてもじゃないが、耐えられない。
ダークロード様は簡単に倒せるとは思ってはいない。
となれば、一気にこのモンスターを倒すしかない。
怒涛の勢いでモンスターを沈めたくノ一はその勢いを殺さず、ダークロード様へ攻撃を仕掛け……。

満月投げ(仮名)の転職試験5

『黒い護符』を手に入れたのである。
所要時間、8分と42秒。
残りの体力を振り絞り、水晶の力を借りて、カニングシティへと舞い戻ってきたのである。
しかし……ここでくノ一は信じられないものを見ることになった。


                                                         続く。

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